子どもとしても親としても、長い長~い登園初日を無事に終えることが出来ました。
帰宅後の家での子どもの様子や、それを見て親として感じたことを振り返ります。
登園初日を終えた子どもたちの様子
帰り道は、二人ともホッとした気持ちが強くあり穏やかな様子。
帰宅してからは、いつもより楽しそう!笑。
保育園に一日通えた!ということに自信が持てたからなのでしょうか。
一回り成長したように見えました。
5歳息子は登園中も妹のことをよく見てるようで、どんな風にお昼寝をしたか等の様子を伝えてくれました。
保育園に兄妹で通えたことがお互いの心の支えになったのかなということを思います。
兄妹の絆も深まったようで、二人の関わり方が少しいつもと違いました。
フィジーに来てから、2歳娘が言葉をたくさん話したり走り回ったりできるようになったので、5歳息子と衝突することも増えました。
しかし、昨日は一つのヨーグルトを二人で仲良く食べる様子などが見られました。
登園前、『英語で話されるとわからない』と言っていた息子は変わらず同じことを言っていますが、トイレに行きたい意思を伝えたり、お弁当を食べて遊んでシャワーを浴びて帰ってきた様子を見るとコミュニケーションは出来ている様子。
帰り道のタクシーの客引きに『NO~』と答えていた息子を見て、それが英語なんだけど!と思わずつっこんでしまいました笑。
私たち親世代が子どもだった時より、日本にも少しずつ英語が浸透し(外来語も含めて)、英語の垣根がより低くなっていることを子どもを通して感じました。
保育園と子供たちの様子で気になること・もったいないと感じること
良いことばかりでなく、先を考えるために気になること・もったいないと感じることも書き留めておきます!
誤解のないように書きますが、保育園自体は日本にあってもとても良い保育園にあたると思っています。
比較する対象(日本で通っていた保育園)が理想的な環境であったため、私たちにとってもったいないと感じるというニュアンスです。
管理保育か自由保育か
登園初日の記事に書いたように、保育士さんと他の子どもの会話(先生にノーと言ってはいけません)が一日経った今でも気になります。
※参考記事:いよいよフィジーの保育園に登園する…!
登園初日、保育士さんから『NOって日本語でなんて言うの?』というのをまず初めに聞かれました。
子供たちの安全面からもダメなことはダメと認識させるということは理解できますが、驚きました。
また、「ペットボトルのキャップに穴を開けて紐を通してアクセサリーを作る」という遊びをやっていたのですが、その遊び自体はとっても素敵。
ただ、全員がずらっと机に並んで同じ遊びをすることに違和感を感じました。
意外と日本の“管理保育”に近そうです。
(そういう意味では日本の一般的な保育園と同じなんですが。)
保育園お迎えで子どもの様子を聞いたとき『グッドグッド!イージー!』という言葉からもちょっと管理保育の雰囲気が漂ってきました。
『イージー』ってなんやねん!保育士が大変かどうかなんて聞いてないわ!とちょっと取り乱しそうになりました笑。
(子供たちは落ち着いていたという意味で使っていたことを願う。)
もちろん子どもたちを大切にしているということは当初と変わらず信じています☺
ただ私は、保育士の権威で子どもが動くのではなく、子ども自身からの湧き上がる動機で行動する子になって欲しいと考えています。
(いわゆる“自由保育”というやつ)
日本の保育園の園長先生(保育歴60年!)からのお話でも、自分の本職での知見から考えても、私はそれが最も大切だと考えています。
そう考えると、食の安全・豊かな自然で思いっきり遊ぶということも実はオマケに過ぎず、子どもたちをどう行動させているか一点が保育園を見極めるポイントだということに気がつきました。
子どもの体力が有り余りそう
寝ているときに何やら物音がすると思ったら、5歳息子が朝3時半から起きて活動していました笑。
保育園初日の興奮が残っていたりいくつかの理由がありますが、圧倒的に体力が有り余っている様子を感じます。
振り返れば、フィジーに来てから、海やプールに行ったり・ヤシの木に登ってココナッツを割ってジュースを飲んだり、大人も足が棒になるほど活動していました。
日本で通っていた保育園でも毎週のように高尾山や多摩川に連れていってもらえていました。
5歳息子は、高尾山を登り1時間・下り45分で走ります(お猿さんだね笑。)
フィジーの保育園は、園庭はあれど一日中園内なので息子にとっては体力が有り余ってしまうかもしれません。
長期的に見てこれがどのように影響するのでしょうか…。
今後について
日本の保育園を離れて、『子どもたちにとって大切なことは何のなのか』に気がつくということが多いこと。
色々書きましたが、まだまだ保育園初日が終わったばかり!
子どもたちには、海外の保育園ならではの貴重な経験を少しでもしてほしいと願います。
子どもたちが頑張って保育園に通えるように、私は今まで以上に家でたっぷりと愛情を注いでいきます。
愛せば愛すほど子どもは一人でも遠くに行けると信じています。
精神的な拠り所があるからこそ、安心してチャレンジが出来るのではないかと。
ということで、保育園2日目に行ってきます!レッツゴー!