最近会う方々、『フィジー(の育休移住)順調?』と聞いてくれますが、
はい、落とし穴しかないです笑。
予防接種・ビザ・海外保険・お金、今回の日本の住居と荷物の問題もそうですし、育休移住のやり方が全然書いてない!(そりゃそうだ)
だからこそ一つずつクリアして解決策をこのサイトにまとめることに価値があるのではないかとひしひしと感じています。
何より今はこの準備の過程が楽しいので良しとします。
目次
日本の住居・荷物をどうするか考えた
フィジーに移住!といっても来年には戻ってくるので、その間日本にある荷物をどうするか考えられるパターンを出してみました。
私たちの前提条件は、『都内賃貸住まい・静岡に実家あり・移住期間8ヶ月』です。
結論から言うと、今回は【日本の家を引き払い、荷物を実家保管する】という方法をとりました。
- 日本の家をそのまま残す
- 日本の家を貸し出す
- 日本の家を引き払い、荷物を実家保管する
- 日本の家を引き払い、荷物をトランクルーム保管する
- 売却+貸出+処分+残りの荷物を一時保管する
日本の家をそのまま残す場合
かかる費用:106万円
家賃 | 104万円(13万円×8ヶ月) |
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光熱費 | 1.7万円(電気基本料金代280円+上下水道基本料金1867円×8ヶ月) |
不動産オーナーと相談したところ問題ないとのことでした。
また、管理人さんが『もし家を残しておくなら私が定期的に窓開けて換気してくわよ』とのこと!
また、静岡に住んでいる妹が、月1回程度、東京の我が家に泊まりに来ているのですが、
その時は前日に言ってくれればブレーカーを上げて温水が出るようにしておくからとも言ってくださっています。
こんな優しい管理人さん都内のどこ探してもいない気がする・・・涙
日本の家を貸し出す場合
かかる費用:0円+α円
民泊法の関係で正式な手続きする必要がありますが、
airbnbで日本の住居を貸し出せば
ほぼ賃料と貸出収益で、費用が発生しないのではないかと考えています。
部屋の備品追加・清掃してくれる信頼できる方を見つければシステムとして回るでしょう。
私の場合は、賃貸かつマンションに地域密着型の管理人さんが常駐しているためNGです笑。(又貸し禁止)
持ち家の場合には、おすすめの一手です!
日本の家を引き払い、荷物を実家保管する場合
かかる費用:46万円~111万円
依頼する引っ越し会社によって驚くほど金額が左右されます。
当初はアート引越センターさんに見積もってもらいましたが、日本で家賃を払い続けることと同等の費用がかかるので諦めかけましたが
その後、少し工夫をした状態でサカイさんに見積もってもらったらなんと片道(東京→静岡)約10万で収まりました!
アート引越センターの場合:101万円ー111万円
引っ越し代(7月出国時) | 25万円 |
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引っ越し代(3月帰国時) | 50-60万円 |
敷金礼金 | 26万円 |
サカイ引越センターの場合:46万円
引っ越し代(7月出国時) | 10.9万円 |
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引っ越し代(3月帰国時) | 10.9万円※3月前半に限る。 |
敷金礼金 | 26万円 |
なぜ、業界最大手で高そうなサカイ引越センターで格安に引っ越しが出来るのでしょうか。
ポイントをまとめました。
業界最大規模のメリットを活かし、他の地域の帰り便を利用されるので長距離トラックがの安価に手配出来ます。
・2トン車1台で収まるように断捨離して見積もってもらうと割安になる!
今回の引っ越しでベッド2台、2人掛けのソファー、大型の本棚等を廃棄した状態で引っ越します。
それによりファミリーなのに単身と同等の引っ越し費用になります。
『2トン車1台に収まるようにするにはどれを処分したらいいですか?』と聞いてみましょう。
他にも、カルガモ引越センターなど格安引越し会社さんもありますが、
応対◎のサカイ引越センターさんで10万で引っ越せたら御の字だと思うので今回はこちらに決定しました。
日本の家を引き払い、荷物をトランクルーム保管する場合
前段(サカイ引越+実家保管)の方法で決めてしまったのでここからは概算になりますが、以下の費用が発生します。
かかる費用:78.2万円~98.3万円
トランクルーム | 32.2万円~52.3万円 |
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引っ越し代(7月出国時) | 約10万円 |
引っ越し代(3月帰国時) | 約10万円 |
敷金礼金 | 26万円 |
5人家族でトランクルームを入れるとなるとおそらく8畳程度は必要です。(それでもだいぶ処分する必要がありそう)
多くのトランクルームは、3畳以下ですが、屋外タイプだと以下のようなトランクルームがありました。
参考:ハローストレージ大田南雪谷
トランクルームを1階部分に借りるか、2階部分借りるかで費用が変わってきますが、上記の表では場合も計算しています。
表示価格に加えて、「事務手数料・月額管理費・鍵買取(交換)料」などがかかってくるので意外と費用がかさみます。
また、トランクルームまでの荷物移動には引っ越し会社さんにお願いしなければいけません。つまり引っ越しが発生するのです。
トランクルーム会社との契約や(屋外タイプの場合)保管状態のいざこざを考えると荷物が多い場合は避けたほうが良さそうです。
売却+貸出+処分+残りの荷物を一時保管する場合
あらゆる手段を使ってほぼ全て荷物を処分してしまおう!帰国して必要なものは買おうという方法です。
私の場合は、実家に保管できるスペースがあり、たまたま安い引っ越し会社さんが見つかったのでこの方法を取りませんでしたがおすすめです。
自治体回収の処分費用は、意外と安価。
例えば、シングルベッドはフレーム1200円・マットレス1200円で処分してくれます。
処分できる物とそれにかかる費用が載っているで参考に載せておきます。
粗大ごみ品目・手数料一覧(東京都大田区の場合)
荷物を売る場合、メルカリが手間が少ないのでおすすめです。
私は、引っ越し自体を身軽にしたかったので、試しにメルカリでテーブルを売ってみましたが出品から1週間後、1万8千円で売れました♪
その他、この1年間ママチャリ2台を友人家族に貸して使ってもらう予定です。
余分な引っ越し費用もかからない、乗ってくれることで劣化も防げる、友人は喜ぶ、ということで一石三鳥です。
あらゆる方法で物を減らしていくことで、不要な物の多さに気づき、心まで身軽になるはずです♪
結論:それぞれの家族の状況に応じた選択がある
唯一の正解はなく、賃貸か持ち家か、滞在期間はどれくらいか等、それぞれの家族の状況に応じてお得な選択肢は変わってきます。
例えば、持ち家の方は、信頼できる方が管理に回ってくれる場合、airbnbで物件を貸せば家賃(返済)の問題・家財保管の問題などが解消するのでおすすめです。
私たちのように賃貸暮らし・実家にスペースありの場合は、住居を引き払って実家保管がおすすめです。
1~2か月の短期滞在の場合は、賃貸でも日本の住居は借り続けることが費用を抑えることになります。
それぞれの家庭の状況に合わせた住居と荷物の保管方法を考えましょう。
出国までの1か月間、ゆっくりと荷造りをしていきます。