移住準備

【番外編】子育てが幸福度を下げる?!幸せになるシングルタスク入門

第三子誕生後、あまりにも自分の時間が取れない(と感じている)ので
満足度の高い時間の使い方を研究し直してみました。

今日の記事は、【マルチタスクの弊害・シングルタスクのメリット・時間がないと感じる原因と対策】を重点的に調べています。

ほぼメンタリストDaiGoさんの「心理分析してみた!」ニコニコチャンネルが出典です。
国内外の論文をベースに作られているので信頼度が高く
あまりに参考になりすぎていて最近はほぼ全ての移動時間に聞いています(英語のリスニングしなさい)。

以下、急に違うジャンルの記事をびっしり書いたので引いているかもしれませんが自分用のメモ書きです。
忘れたときに自分で何度も見返したいと思います笑。

マルチタスクとはなんぞ?

マルチタスクとは…コンピュータにおいて複数のタスク(プロセス)を切り替えて実行できるシステムのことである。(出典:Wikipedia

人間でいうマルチタスクは、1つのことを終わらせずに次のことを並行してやってしまうことです。
もっと厳密に言うとマルチタスクというのは、シングルタスクの切り替えを頻繁にしながら作業している状態です。
土日の公園でよく見る『ブランコ押しながら携帯いじってるお父さん』ですね。

マルチタスクの何がダメなの?

タスクを切り替えすぎるとタスク同士が脳内で干渉し合ってしまいます。

なぜなら、意識的な行動をするためには前頭葉の働きが欠かせないのですが
その前頭葉を複数のタスクで取り合ってしまうからです。

また、人間は完了したことは忘れますが未完了のものは記憶に残っています
だからマルチタスクをしていると、『今自分がやっている行動と頭で意識していることが一致していない』状態が続いてしまいます。

競合する多数の刺激によるストレスで、情報処理能力を低下させるコルチゾール(ストレスにより分泌されるホルモン)が分泌されます
これにより前頭葉・扁桃体・灰白質が萎縮し、ネガティヴな感情が氾濫していくという流れ…!

『一日中子どもといるとしんどい』『家事育児がここまで辛いものだとは思わなかった』とちまたで言われる理由はここにあったのか!!!と自分の中で大納得!!!

ずっと子どもといるので『子育て+○○』『家事+○○』とマルチタスク化してしまうことで幸福度が下がり“しんどい”と感じてしまうのですね。

結局、マルチタスクでそれぞれに時間をかけても逆に幸福度は低くなるという悲劇。

子育てで失った自分の時間を変に取り返そうとマルチタスクしても逆効果に働きます。
公園では全力で子どもと遊ばないと、子どもにとっても自分にとってもむしろマイナスなのです。
(この記事をそのいじっている携帯で見て欲しいよ)

マルチタスク/シングルタスクの使い分けを制するものは人生制す

ちなみに全てのマルチタスクが悪というわけではなく、タスクによって向き不向きを仕分けられます。

マルチタスクに適しているもの

習慣化されたものとセットで行う作業。
例:子どもと遊ぶ(習慣化)+筋トレ、ランニング(習慣化)+献立・保育園の連絡帳のネタを考える。

シングルタスクに適しているもの

意識的な努力が必要な作業。
例:複雑な行政手続き、保育園の行事運営、頭を使う仕事などたくさん。

マルチタスクは幸福度を下げる

人間は“今ココ”に集中していない状態が続くと『自分は不幸である』と感じるので
可能な限りマルチタスクは避けていかなければならないのです。
これが現代社会でマインドフルネスが流行っている理由です。

シングルタスクのススメ

『マインドフルネス』と『瞑想』は混同して扱われがちですが
マインドフルネスは“今ココに集中している状態”を指す言葉なので、おばあちゃんが好きな編み物もマインドフルネスの分類に入ります。
最近流行っているボルダリングも今ココに集中しないと怪我をしてしまうのでマインドフルネスです。
マルチタスク化している現代人が本能的に求めているからこそ流行っているんですね。

私はたこ焼きを作る(特に焼き工程)のが大好きで、『たこ焼きは禅と似ている』と言いまわって周りにポカンとされていましたが
まさにたこ焼きの焼き工程はマインドフルネスであり、“禅の一種”であると証明されました(違)。

やや話は脱線しましたが、マルチタスクのさらなる弊害は
マルチタスクに慣れるとマルチタスクをできる仕事しかやらなくなる』ということです。
マルチタスクでも出来る仕事を探してしまう。それが仕事を作り出すということに他なりません。
たしかに、忙しいくせに台所周りのチマチマした配置替えやってたー!
必要以上の頻度で子どもが出したおもちゃを片づけてたー!
本当は保険の見直しをしたかったのに…。

やることが多ければ多いほどシングルタスク化して、一つずつ終わらせなければいけないのです。
やることの切り替え時は集中ロスが50%。再度集中に入るまでにかかる時間は25-30分というデータもあります。

『あー醬油まだあったっけかな』『そういえば連絡帳に保育士さんなんて書いてくれたかな』と気になってみてしまうと
自分でシングルタスクの環境を壊してしまうことになります。

気になることが頭に浮かんでしまったら、パーキングロット法といって
『気になることを付箋などに書き貯めて端っこに置いておく』ということが有効です。
それを後でまとめて行うと集中力を阻害せず細かい作業が一気に片付きます。

『自分はこれだけ出来る!と思ってることよりちょっと少ないことに集中しよう』

無理のない計画を

ある研究では、『人間は人生の1/3は怠ける』ということがわかりました。
これは、24時間中8時間は睡眠時間だとすると約5時間に相当します。

つまり、計画段階で約5時間分を割り引いて計画すると非現実的な計画を立てずらくなるということです。

脳の構造を考えて生産性を上げる

そもそも深い集中できる時間(ディープワークという)は1日の中で、プロでも3-4時間程度・週4-5回が限界と言われています。
しかも午前中のみ。
私の好きな『わたしを離さないで』作者のカズオイシグロさんも執筆時間は1日当たり4時間です。
その事実を知るだけで家事育児に1日の大半追われてしまうことに滅入らなくなる気がします。

午前中(難しいので私は朝)はディープワークの状態を作って自分のやりたいことを一気にやって
午後はすっかり忘れて子育てにシングルタスクをするというのが良いでしょう。

というかむしろその方が良い。
脳は疲れたら、『マインドワンダリング』をします。脳の徘徊ですね笑。
ぼーっとしてクリエイティブな時間を作るとよく言われますが
これは脳がタスクを終えたあとも無意識にそのことについて考えているからです。

これが、『ねぇねぇさっきトイレにいた時に思いついたんだけど…!』現象です。

ですので、マインドワンダリングで構想を考えて→ディープワーク集中して作り上げるという生活リズムが
子育て世代に(というか育休中の私には)最適だということがわかりました!

また、上質な睡眠を取るためには、就寝3-6時間前に軽い有酸素運動をすると良いと言われています。
高い生産性を発揮するためには上質な睡眠を取って心身ともに健康である必要があります。
つまりなんということでしょう、昼間子どもと一緒に体を動かして遊ぶというのは理にかなっているという…!

時間泥棒の正体

それでも自分のやりたいことが終わらない場合は、あなたの時間は盗まれています。
時間泥棒の正体は“準備時間”です。~ここでルパン三世のテーマが流れる~

人間はたくさん時間があるとその時間を無駄にしてしまいます。
勉強の時間がたっぷりある夜中に部屋の掃除からしてしまうのは最たるものですね笑。
いかに早く作業に入れるか、『作業に取り掛かれるまでの時間を測る』というのが集中状態に早く入る意識づけになります。

また、集中状態に入りやすくするためにディープワークしか行わない場所を確保すると良いと言われています。
書斎などの場所を作るというのは現実的に難しい場合は、作業中に向かう壁や座る椅子を変えるということでも十分効果が見られます。

時間泥棒が盗むもの

ダメ押しにもう一つ!
時間泥棒はあなたの心を盗みます~銭形のとっつぁん風に~

時間があるのに『全然時間がない!これは子育てしているからに違いない!』という感覚を“時間飢饉”と表現します。
現代では、脳が処理する情報量が膨大過ぎて物理的な時間より精神的な時間の余裕がなくなっていると言われています。

つまり、『時間を生み出す』方法は、気持ちからくる“時間飢饉”を解消する必要があります。
以下、お勧めの解決方法4点をピックアップ

(1)忙しいという感覚を落ち着かせるための3分瞑想
『忙しい』感情は生産性を低下させます。
忙しいから一秒惜しんで手を動かすのではなく、そう思ってしまう気持ちをまず瞑想で鎮めるということが重要です。

(2)読書をする
一日30分、邪魔されない読書で68%(!)ストレスが軽減されるという研究結果があります。
入眠前に携帯をいじっている人は、それを本に替えるだけでOK!

(3)子どもやご近所さんに親切をする
他人のために15分間親切をすると、そうでない人と比べて2倍も『自分に残された時間が多い』と感じるという研究結果が出ています。
忙しい人ほど他人のために何かをすることが時間飢饉の解消につながります。

(4)畏怖感を感じる
なぜなのかわかりませんが調査によると、自然の雄大さや大きな建物のような“畏怖感”を感じたときに時間に対する焦りがなくなるようです。
たしかに長期連休に自然豊かな場所に行きたがる人が多いですね。
これは絵でも同様の効果があるので壁に飾る絵を変えても良いみたいです。

私は丘の上に登って眺めを見る好きで、『自分は前世が丘と何らか関係しているのではないか』と思っていたのですが
自然と眼下に広がる建造物に“畏怖感”を感じて心の平穏を保っていただけだったんですね笑。

おまけ情報~子育ての効用~

実は、子育てが長寿と脳の活性化をもたらします
その二つに必要な要素は“社会的因子”であると研究からわかっています。
社会的因子というのは、つまり『思いやりのあるコミュニケーション』です。
え、たったそれだけのこと!と思うかもしれませんが、ミラーニューロンが活性化するということが理由だそうです。

長寿と脳の活性化が手に入るならちょっとくらい物理的な時間が減ったっておつりがくるでしょう。
以上、悪あがきせず“今ココ”に意識を向けるシングルタスクのすすめでした。

ということで最後に一句読んでしめたいと思います。

だいじょうぶ
あなたの時間
きっとある

どうもありがとうございました(雑)