移住生活

フィジー人は本当に働かないのか聞いてみた

本当にフィジー人は怠け者なのか

フィジー移住前から、フィジーの人は働かない人が多いということを聞いていました。

フィジーがイギリス領だった時代、サトウキビのプランテーションを運営するために同じイギリス領のインド人をフィジーに送ったという歴史からもわかります。(なぜならフィジー人は働かないから)
そのインド人が住み着いて、約4割弱がインド系フィジー人とう人口構成になった経緯があります。

また、新婚旅行で行ったニューカレドニアでも同じことを言っていましたが、南国はフルーツなど食料豊富で働かなくても飢える可能性が低いので、毎日長く働く必要がないとのこと。

現在のフィジー系フィジー人はどれくらい働いているのか

そんな歴史的・地理的な背景からフィジー人は働かないということが定説ですが、現代ではどうか。
フィジーのホテルで働くフィジー人を見ると必ずしもそうではないと感じています。

セラという方はいつもいるのでどれくらい働いているの?と聞いてみると、返ってきた答えが『Everyday』。

週5フルタイムか~と思って聞いていると、なんと『週7日勤務』でした(驚)。
しかも6時から18時の12時間労働。

今ホテルのスタッフが足りていないんだという話でしたがまさかの超長時間労働。
労働法なんて機能していないし、働く本人たちも問題意識を持つ手前にいるのだろうなと感じました。

フィジー人と一括りにはできない国民性

一方で、男性は平日でもフラフラしている人をよく見かけます笑。
これは女性の方が働き口が多いから。

女性は、ホテルスタッフやシッター需要で働くことが出来ますが、男性は働き口が少ないようです。

これはホテルに滞在しての体感ですが、フィジー人でも女性はとても真面目に働きます。
『フィジー人は適当』と言われているのは、おそらく一部の男性なのでは?と思います。

私の住むフィジー第三の都市ナンディという街では、バスも頻繁に運行していて待ちぼうけすることはないし、
ちゃんとバス停で停車するし、料金もぼられることはなく、当たり前のことを当たり前にされていて不自由がありません。

そもそもインド系フィジー人は、とても勤勉ですし『フィジー人は働かない』と一括りには出来ませんでした。

まだまだ観光レベルでのお付き合いなので、もう少し生活してみてフィジーの印象の変化を追ってみようと思います!