移住準備

フィジーに育休移住する3つの理由

今さらながら、なぜフィジーに育休移住するのかをまとめました。
本来であれば男性が一年間育児休業を取ることが出来たのであれば、ゆっくり日本で過ごすこともできたはずなのに
なぜ私たちはもの好きにフィジーに育休移住するのでしょう。(自問)

フィジーに行く3つの理由

理由その1 家族と向き合う時間を作りたい

日本、特に東京で生活していると家族と向き合う時間が極端に短くなります

多くの社会人であれば、平日はフルタイムで働き、生活維持のための家事をして、残された時間で子どもたちと接することになります。
総務省の調査によると、6歳未満の子供を持つ夫の週全体平均の育児時間は49分です。
驚くことに49分という育児時間は、土日祝日も含まれています。
※平成28年社会生活基本調査 生活行動に関する結果

それに加えて、テレビ・インターネット等、多くの情報に囲まれているために、ほとんどは“ながら育児”(へい、公園でスマホいじってるそこのお父さん見てるかーい?)
それを踏まえると純粋に子供に向き合っている時間は、限りなく短いということがわかります。
【番外編】子育てが幸福度を下げる?!幸せになるシングルタスク入門』という研究にまとめたように
“ながら育児”ではむしろ幸福度は下げるという結果も出ています。

特に、東京に住んでいると『電車の中では静かにしなさい・靴を脱ぎなさい・寝転んじゃダメー!くぁwせdrftgyふじこlp』と周囲の環境が理由で叱るということが多いです。
みんなが快適に過ごせるマナーという観点で必要な教育かもしれませんが、当事者の私は注意するとき、子供でなく周囲の人を意識して叱っています。
申し訳ないと思っているので、最大限努力してまっせと背中から伝えたい笑。

また、私たちはマンション暮らしですが、『ジャンプしてドンドンしたら下の階の人たちが迷惑だよ・夜は静かにしなさいー!』ということを伝えなければなりません。

その時点で、子どもと向き合っていると言えないのではないかと思ってしまいました。

周りの環境ではなく、人間として何がよくて何がいけないのか、本質だけを子供に伝えていく期間を設けたいと考えています。
子どもたちが道端で寝そべっても気長に待てる環境を用意するぞ👶

理由その2 価値観を広げたい

新しい環境に身を置くことで、子どもと私たち親の価値観を広げたいと考えています。
子どもはもちろん、まだ31歳の私たち夫婦も価値観を広げて人間として成長していければきっと子どもたちに伝えられることも変わるでしょう。

そのために今回は、『世界幸福度調査』ナンバー1というフィジーの国を選びました(ちなみに日本は2017年25位、2018年18位)。
幸福の秘訣は、分かち合う文化と海外特有の適当さにあるようです。
『ケレケレ(お願い、助けて、分けて、頂戴、)』と言えば、オールOK、なんでも助けてくれるし貸してくれる貢献の文化があります。
気づいたら、朝干した自分のTシャツをフィジー人が家の中に入ってきたという逸話も伺いました笑。

育休移住1年後、自分自身すごく変わっているかもしれないし全く変わっていないかもしれないですが笑
日本人では考えられない、枠外の価値観を仕入れに行ってきます✈

理由その3 英語への抵抗をなくしたい

そのままです笑。
私たち31歳夫婦・5歳2歳0歳の子どもたちは、英語が不可欠になってきます。

Google翻訳の進歩で英語の壁は低くなりましたが、
世界的に言葉の壁が低くなることによって、英語がハブ言語となるので逆に英語の必要性が高まる可能性も出てきています。
また、人と人との直接的なコミニケーションなど人生を楽しむという観点で身に着けておくに越したことはありません。
テクノロジーの進歩で英語を話さなくても生きていけるけど、英語を話せればより充実した人生を歩めるよねということです。

そのため、今のタイミングで英語への抵抗感をなくしておこうと考えています。

独身時代であれば、英語留学や海外転職などの選択が可能でした。
しかし、家庭を持って子ども3人がいる状況では中々厳しいところ。

教育のために子ども海外のインターナショナルスクールに入れるということも流行っていますが、居住費・インターナショナルスクールの費用であったり、それを捻出するために父親は日本で働かなければいけないなど頭を悩ませる項目多数です。

“育休移住”は、私たち子育て世代の課題が解決できる選択肢の1つだと考えています。

こんな選択肢があれば、『結婚はコスパが悪い』とか『子どもが生まれると自分のやりたいことが出来なくなる』なんて言われないんじゃないかな。

みんなで一緒に199110(イ・ク・キュー・イ・ジュー)

このように考えると良いこと尽くめじゃないですか?
ついでに、南の島でのんびり暮らすって夢も叶えられちゃうしねー!
綺麗な水と空気の中で暮らしてきます。

ちなみに、保育園のパパ友(イタリア人)に育休移住の話をしたら、『そんなのはイタリアでも聞いたことがない』とのこと笑。
つまり、男性が一年間育児休業を取得して、家族でフィジーに移住するというのはイタリアでも前代未聞!w

男性会社員が一年間の育児休業が取れること自体、恵まれすぎていると理解しています。
そもそも、日本の男性育児休業取得率自体3.16%です。

しかも、私の場合は、社長がものすごく乗り気で応援してくれているという異例中の異例。笑
一年間の育児休業の取得も、その期間にフィジーに育休移住することも全く後ろめたさがありません。

だから前例主義の日本に前例を作って、かつマニュアルを作り実践しやすい状態にしておくことが自分の使命だと勝手に考えています。

忘れ物はプライドだけ。
プライドだけ日本に置いていき、フィジーで思いっきり楽しむぞー!