移住生活

育休移住から一ヶ月・振り返り

フィジーに育休移住して一ヶ月が経ちゃった!

さて、フィジーに育休移住してから一ヶ月が経ちました。

色んなご縁に恵まれて、なんとフィジーでお家を借りて住んでいます!
新聞の不動産広告枠チェックしたり、歩いて『FOR RENT(賃貸・空き有)』の貼り紙探したり、不動産屋に飛び込んだりした甲斐がありました。

借りた家は、家具なしの物件なので、最近は生活用品を集めて日常生活が出来るように頑張っています。
(先日、スーパーでプロパンガスを買いました笑。)

生後2か月の赤ちゃんを抱えて、家族5人でのフィジー移住。
見知らぬ海外の地で5人分の気を張りながら生活することは、想像以上にハードですが、フィジーの国民性・出会った日本人の方々の優しさに助けられながら楽しく暮らしています♪

フィジーは、子どもに優しい国で、選んで良かったなと思いっています。
レストランで赤ちゃんを抱えて食べていると、店員さんが『私が抱っこするから食べていいよ』と言ってくれることがあります。
ふと見ると、その店員さんが赤ちゃんを抱っこしておらず、ドキッとするのですが、どうやら仕事があったようでパスして他の店員さんが代わりに抱っこしてくれてました。(さすが、ラグビー大国 笑)

そんなエピソードが日常にありますが、子どもたちが私たち夫婦に、フィジーの優しさに触れさせてくれているようでありがたく感じています。

そして、ヤシの木にも登れるようになりました!笑
素手で登る方法では飽き足らず、足縄を使った登り方を練習し、写真のような4-5mくらいのヤシの木であれば登ってココナッツを採ることが出来ました!
本当はもう少し語りたいのですが、ヤシ木登りの話は、現地の日本人でも盛り上がらないのでやめておきます笑。


※ヤシの木の登り方の記事はこちら:ヤシの木に登り、ココナッツをゲットする!

フィジーでの暮らし。ホッとしたこと

毎日違う日を過ごしているので、当然この一ヶ月は長く感じました。
それはもう、フィジーは楽しみ尽くしたと言ってしまうんじゃないかとばかりに(さぁ、そろそろ帰ろうか笑)
意外と毎日忙しい。
そりゃ保育園にも預けず、3人の子育てをしながら生活しているんだから当然と言えば当然かもしれません。

5歳息子と2歳娘は、フィジーの保育園に入っていないので一か月ずっと家族5人水入らずで過ごしています。

南国で家族と一か月過ごしているなんて、なんて贅沢なのだろうと自分でも思います。

  • 0歳息子は、生後2か月で渡航というハードスケジュールにも負けず、元気にすくすく育ってくれています。
  • 2歳娘は、フィジーに来てから走っても転ばないようになったし、長距離(50分くらい!)も歩けるようになりました。
  • 5歳は、フィジーの自然と海を大いに楽しみ、果敢にフィジー人とコミュニケーションをとっています。(日本語で笑)
    ナイスメンタルッ!

まずは、子どもたちが適応してくれて本当に良かったと思う。
それだけで、育児休業中にフィジーに移住するということが報われた気がします。
(いや、最低限クリアという感じか笑)

今回のフィジー育休移住は、5歳息子の卒園式前までのMAX8か月間と決めていますが、息子と『僕が帰りたいって言ったら帰ろう』という約束になっています。

そんな息子たちが毎日楽しそうにしてくれるのが何よりです。

娘のアトピー性皮膚炎が良くなった

2歳娘は、アトピー性皮膚炎で、日本では特にお腹と背中が赤く、ガサガサ気味で、夜中はかゆがり泣いてしまうということも度々ありました。
その度に、冷やしてあげたりしていました。

不思議なことに、娘のアトピーはフィジーに来てからほとんどなくなり、お腹も背中もスベスベ。
夜もかゆみでほとんど起きることはなくなり、今は治りかけの炎症や引っ掻き傷がある程度です。

ただ、症状が治るまでには過程があります。
フィジーに来てから、まず初めにお腹と背中だけでなく、手足の関節にもアトピー性皮膚炎の症状が出ました。
その後、お腹と背中がスベスベになり、手足の関節の炎症も治まってきたという過程です。

手足に症状が出てかゆがる娘を見たとき、私は「フィジーに育休移住なんて、親としてなんてひどいことをしてしまったのだろう」と悩み、さらに悪化したら帰国しようと考えていました。
幸い、症状がおさまりアトピーは順調に治っています。

当初発信していた理由には上げていませんでしたが、自然が豊かなところに来たのは、娘のアトピーを症状を軽くしてあげたかったということも理由の一つです。
※参考記事:フィジーに育休移住する3つの理由

子どもは放っておいても成長するという意味

しかし、子育てに関しては葛藤もあり。

『子どもは放っておいても育つ』私も、遠からずそう思っていました。
親の言動一つ一つが、ある意味子どもの価値観を狭めることにつながると感じ、慎重になるときがあります。
であれば、その子の特性を引き出すために、過干渉になってはいいけないということを思います。

しかし、これを親の都合よく解釈してはいけない。
本当にほうっておいて、スクスク育っている子どもは、おそらくその親の知らないところで誰かに育てられている。
それは、パートナーであるかもしれないし、学校の友人たちかもしれない、何らかの社会コミュニティかもしれない。

私たちがフィジーに来てから、ひしひしと感じているのがまさにこれ。
日本には、保育園の先生・仲間達・保護者、マンションの管理人さん・子ども達、じいじばあば、私たちの友人等がいます。
多くの人とコミュニティが、子どもたちに、言葉・感受性・人との関わり方を育ててくれていました。

フィジーにいる間は(特に学校通っていない間)、親の関わり方がそのまま子どもの成長に現れます。
それはとても貴重な時期だと感じる一方で、責任と重圧も感じます。

肩ひじはらずに疲れたときは疲れたと伝えて自然体で関わっていきたいと思いますが、フィジーでの生活は親も人間として成長を求められる期間になりそうです。
良いコミュニティにも恵まれることを願いつつ。

今後について

通う通わないにかかわらず、いくつかの保育園をめぐって見学に行こうと思います。
保育園では、どのように一日を過ごしていているのでしょうか。
子どもたちは、それに興味を持つのでしょうか。

また、先日の直行便就航記念のお祭りで、大使館の方と『フィジーでボランティアするためにはどうしたら良いか』という話の中で、『現地の人に直接聞くのが手っ取り早い。フィジー人は助けられ慣れているので、ファーマーズマーケットとか全然OKじゃないかな』ということを聞きました。
大使館の方が言うなら問題ないだろう!ということで、面白そうなところに突撃してボランティアもありなのではということを考えています。

そして、離島!フィジーの海は離島が綺麗と言われていますが、気づいたら一度も行かずに一か月経ってしまいました。
楽しむことを第一にバカンス気分も抜かずに過ごしたいと思います♪笑

さぁここからの一か月。あえて予定を決めすぎずに引き続き日々を過ごします。