この記事は、フィジーでの家探しの決定版です。
他の海外での新居探しにも応用できるので、海外で新居を探している方はぜひ読んでください♪
目次
フィジー滞在20日目、ついに新居が決まる!
ついにフィジーでのお家が決まりました!!
わーーーーい!!
家族で『FOR RENT(貸し物件)』の貼り紙を求めて、マーティンタール地区とナマカ地区を歩くこと3日間!!
ようやく『住所不定』からの卒業!!笑
新居の場所は、マーティンタール地区というエリア。
3ベットルームの広いお家に住むことになりました✨
家の詳細はこちらの記事参照:待望の我が家!フィジーの新居を公開
家具なしの物件なので、明日から必要な家具を探す旅に出ます。
それも移住の一興として楽しみます♪
そして、無事に新しい家に住めるようになったのは、様々な方の手助けがあったからです。
特に同じ便に乗り合わせてナンディタウンで再会した日本人の方、チョコレート工場のオーナーご夫妻、この方々にはお世話になり過ぎて私たち家族は感謝しても感謝しきれません。
本当にこの場を借りてお礼を言いたいです。(誰も見ていないけど)
フィジーでの物件探しの方法、決定版だよ!
まず、大前提として土地勘を掴み、希望エリアが頭に浮かぶ状態から物件探しはスタートします。
入国から1週間~数週間程度、現地ホテルに滞在して、観光したり現地の人に聞き込みをすれば、『○○エリアに住みたい!』という希望が出てくるはずです。
物件を決めるまでの道のりは、【探す物件の種類】【探す媒体の種類】の掛け合わせです。
以下にそれぞれの種類をあげました。
探す物件の種類、つまり「どんな物件に住みたいか」です。
物件の種類は大きく分けて4つあります。
(1)ホテル
(2)サービスアパートメント
(3)一般賃貸
私たちは、(3)一般賃貸を選んでいます。
上から順に海外で生活する難易度が上がっていきますが、コストは下がっていきます。
また、物件の種類は良し悪しではなく、求める生活のスタイルにより最適なものが変わってくるでしょう。
サービスアパートメントとは、ホテルと一般賃貸の特徴を併せ持った滞在施設です。
ホテルにキッチン・家具が付いているようなもので、旅先で“暮らすように”生活できるイメージです。
3種類の物件のメリットデメリットを整理した比較表
以下に、それぞれの7つの観点で表にまとめました。
一般賃貸は、個人の契約になるので、入居時に「デポジット(敷金)」が必要になります。
大きな破損や家賃の未納がなければ、退去時に全額返金されます。
清掃サービス(シーツ交換含む)は、ホテルでは毎日ありますが、サービスアパートメントは週に1回など低頻度になります。
セキュリティに関しては、『セキュリティorスタッフが常駐しているか』『集合施設であるか』という2つのポイントがあります。
24時間多くのスタッフが常駐し、他と比べて大規模な施設であるホテルが最も安全と言えます。
サービスアパートメントは、24時間セキュリティを売りにしているところがありますが、ホテルと比べると小規模な集合住宅のようになっています。
一般賃貸は、良くて防犯カメラがある程度で、一軒家や一棟3世帯ほどの規模になります。
ただ、他と比べて一般賃貸が×かというとそうでもなく、安全なエリアを選び、適切に防犯をしていれば、問題はないかと思います。
どんな方法で物件を探す?
住みたい物件のタイプがイメージ出来たら、探す媒体の種類、つまりどんな方法で物件を探していくかを考えます。
日本は不動産屋に行くことが主流ですが、フィジーでは少し違います。
物件の探し方は、大きく分けて5つあります。
(Ⅰ)不動産屋に紹介してもらう
(Ⅱ)現地の人(日本人&フィジー人)に直接紹介してもらう
(Ⅲ)フィジーの新聞【FijiTimes】の『TO LET』欄を見て探す
(Ⅳ)住みたいエリアを歩いて『FOR RENT』の貼り紙を探す
(Ⅴ)airbnbで探す(要価格交渉)
フィジーでの家の借り方は、不動産屋の仲介契約と個人間契約の2種類があります。
周囲に聞いた話では、個人間契約が主流にあるようで探しす。
経験則からもそのように感じました。
そのため、貸主が新聞掲載をしたり、物件に『FOR RENT(TEL○○○○-×××)』貼り紙を貼って積極的に集客しています。
私たちは、(Ⅰ)~(Ⅴ)全ての方法で探した後、(Ⅱ)現地の人(日本人&フィジー人)に直接紹介を選び、個人間契約で賃貸契約をしました。
以下に、それぞれの媒体で探す方法の詳細を紹介します。
(Ⅰ)不動産屋に紹介してもらう
『Real Estate(不動産)』と看板に書かれているのが、不動産屋です。
直接訪問して相談に乗ってもらいました。
フィジーの不動産屋では、紹介料として家賃1か月を取ります。
また、「1年単位」での契約が多く、数か月では断られることが多かったです。
(1年と言って途中で都合が悪くなった!と言って出ることも出来そうですが、、やりませんでした)
(Ⅱ)現地の人(日本人&フィジー人)に直接紹介してもらう
現地に住む方々は、生活している中での人間関係から、不動産のつてを持っている方もいます。
「○○さん部屋を貸したがっていたなぁ」「△△さんに聞けば、良い部屋を紹介してくれそうだなぁ」など、つながりで物件を紹介してくれることがあります。
知り合いなので騙される可能性も低いので安心です。
また、フィジーの場合は、知り合いでもないのにやたらと不動産探しを手伝ってくれるフィジー人が多いです笑。
私も、偶然乗り合わせたタクシーの運転手(10年以上日本人留学生をホームステイさせてる)、以前住んでいたサービスアパートメントのマネージャーなど何人かの方々に探してももらいました。
ですが、探すよ!と言っておきながら、その日限りで忘れることも多いので、頼りすぎず他の手段でも探しましょう。
(私は、3人以上の人に並行してお願いしていました)
(Ⅲ)フィジーの新聞【FijiTimes】の『TO LET』欄を見て探す
フィジーでは個人間契約が主流なので、新聞に物件を掲載する人も多くいます。
掲載料も数千円と割安です。
売店でFijiTimesを買うのもいいですが、なんとFijiTimesは、オンラインだと無料で新聞が読めてしまいます!
新聞の30ページ前後に、『TO LET』という欄があります。
そこにエリア・間取り・家賃などの情報が紹介されています。
大切なのは、家具付きかどうかです。
「furnished(家具付き)」という英語で表現されていることが多いです。
(Ⅳ)住みたいエリアを歩いて『FOR RENT』の貼り紙を探す
地道ですが、土地勘をつかめたり相場感を養ったりするために、やって良かったと思います。
やり方はシンプルで、以下3ステップです。
- 住みたいエリアを歩き、『FOR RENT』の貼り紙を探す
- そこに記載されている電話番号に電話する
- 価格を聞く
空室で借りられる物件は、この写真のような貼り紙があります。
※個人の貼り紙は、個人の携帯電話番号が書いていあるため、不動産屋の貼り紙の写真にしています。
貼り紙には家賃が書いていないことが多いので、電話をして『借りたいんだけど、月いくら?』と聞くと気軽に答えてくれます。
家賃が許容範囲だった場合、『じゃあ内装見せて』といってアポイントを取ります。
内装を見た後に、価格交渉を忘れずにしてください。
200F$くらいは下がることがあります。
サービスアパートメントタイプの場合は集合住宅型で受付があることが多く、電話ではなくその場にいる方に内覧~価格交渉できる場合があります。
実際に歩いて、立地・内装を見て価格を確認、価格交渉をしたからこそ、相場感がわかり納得のいく形で借りることができたと思っています。
子ども3人を連れての家探しはなかなか体力的にしんどいところもありましたが笑、
新しい形の観光だと捉えて、ぜひ歩いて物件探しをしてみましょう♪
(Ⅴ)airbnbで探す(要価格交渉)
いわゆる“民泊”。
多くのairbnbの数日~数週間の宿泊を前提としているので、サイトに表示されている価格は非常に割高です。
サイト内でオーナーに連絡がとれるので、滞在月数を伝えて価格の相談に乗ってもらいましょう。
ただし、フィジーの場合は価格交渉を割高でした。
リゾート向けの物件しかなく、物件の母数も多くないことが理由です。
滞在する都市によってはありかもしれません。
マーティンタール地区とナマカ地区の相場
ここからは超具体的な内容なので必要のない方は読み飛ばしてOKです。
マーティンタール地区とナマカ地区は、少~しナマカ地区の方が安いです。
ただし、『フィジー、サイクロンで浸水』というニュースを日本でも聞くように、マーティンタール地区は浸水の対象エリアです。
そのため、近年浸水の少ないナマカ地区にお店や都市機能が集まってきているという話も聞くので、相場はどんどん上がっているようです。
私は10月末にニュージーランドに一時出国するため、まずは3か月間で家を借りようとしていましたが、
2ベッドルーム(2LDK)家具付きの部屋で1,500~2,000F$(約79,500円~10,600円)くらいでした。
家具なしの場合は、300~500F$(約15,900円~26,500円)ほど下がる傾向です。
明日からは家具探し♪
冒頭でお話したように私たちの住む家は、とても良い条件でお借りすることが出来たのですが、唯一不便なことに家具がありません。
明日からは家具を揃える旅になります!
日本で生活をしたいたら、これらの一連の作業は手間以外の何物でもありませんが、今のところ壮大なロールプレイングゲームのように楽しめています。