移住準備

フィジーに2年住んでいた日本人会ってきました!

海外旅行と海外移住の準備は似て非なるものであるということを、事前準備をするたびに思います。

旅行と移住の違い

例えば、旅行の場合は『地球の歩き方』買って、パスポートとお金もってGO!で全然問題ないですが
その国に住むとなると(ましてや新生児がいるとなると)

  • 病院ってあるんだっけ?
  • 日本人も診てくれるの?
  • どうやって予約するの?
  • いくらかかるの?
  • ……治るの?

など、一つの事柄をとってもブワァーーーーーっと疑問が沸き起こってプシューーーーーーーーーとなります。(擬音語)

ネットで調べて書籍で調べても得られる情報には限界がありますよね。
わかりやすく情報をまとめると生の情報がそぎ落とされてしまうことが多く、
暮らしの情報を集めることに苦労します。

そんな中、本当に幸運としか言いようがないですが
『フィジーに育休移住する!』と言い始めてから、フィジーに住んでましたよ!という方に5名も会いました(笑)。

今日お一人と会ってきましたが、本当にお話ができて良かったです。
私がまさに知りたかったことを、聞きたかった温度感(一緒に盛り上がってくださいました)で話してくださりもう感動。

結論からいうと、「フィジーにサメはいるかもしれない(んなこと知らねーよ)」でした。
「沖まで行くと心配だから砂浜に面して“横”に泳ぐといいよ」とのありがたい(?)アドバイスがお土産です。
ちょっと答える目尻がヒクついていた気がしますが笑、ほんとその場で帰ってしまわないで良かったです。
唐突に珍妙な質問をして今更反省の念が込み上げてきました。

なぜそんな質問をしたかというと、去年から始めたトライアスロンの海練習がフィジーに行けば毎日出来るじゃないか!
と考えたからです。

しかし、

『フィジー サメ』で検索してみてください。

その次に、

『フィジー サメ 事故』で検索してみてください。

色んなワードで検索しても、フィジーのサメの餌付けダイビングの情報や
オーストラリアの西海岸でサメの事故ばかりが出てきてしまい
フィジーの浜で水泳の練習ができるのかどうかなんて一向にわからないのです(当たり前だ)

このような現地に住んだ方ならではの活きた生活情報はとても貴重です。
あー本当に良かった!!

フィジーの良いところだけでなく、ネガティブ情報も聞いてきました。

例えば、、

  • お金貸して、は挨拶と同じ頻度で言われる
  • お金を貸しても返ってこない
  • 海がきれい。悪く言えば海しかない
  • 1年もいれば飽きる

観光旅行と違うものが見えることはもちろん覚悟していくし、
きっと見たくないものが見えた先に移住ならではの楽しみや安らぎもあるんだと信じてやっていこうと思います。

ちなみにこちらのネガティブ情報はまさに自分の聞きたかった情報なので、現実的な話が聞けてある意味ほっと(?)しています。

「環境に飽きる」というところは、過去マルタ共和国に一か月の短期留学に行った時に感じたことで、
観光資源が海の島国に共通する特徴なのかなと思いました。

ちなみにマルタ共和国は、東京都と同じくらいの広さの地中海に浮かぶ島国です。
観光資源は、青い海と島全体からなる世界遺産。
めちゃくちゃ見応えはあるものの、東京都なので3週間もしたらもういいやってなってしまいます笑。
私は留学3週目にイタリアに旅行して、マルタと距離を置いて新鮮味を取り戻すということをしました。

話はそれましたが、マルタでは日本人と欧米人は短期留学が主流、韓国人は長期留学(半年~1年)が主流です。帰国する際は、「お前はいいよな~。俺はあと〇〇ヶ月、あいつは〇〇ヶ月の懲役だよ」と短期留学組みを激しくうらやましがっていた記憶があります。
たぶんフィジーもマルタパターンなのかなと推測します。

ですが、マルタの留学とは違って、今回は刺激を求める旅行ではなく
あくまで安定して生活を送るということを第一目的にしているので私たち家族にとっては恵まれた環境です。

もちろん楽しむの楽しまないも本人次第。
気張ってこーーぜーー!おーーー!

まとめ
  • 観光旅行と移住は集める情報が異なる
  • 現地の人から活きた情報を集める
  • ネガティブ情報も集めて対策を立てる